『インサイド・アウトで行こう』

斎木院長の独り言

さて前回は『時代は変化している。今時の…という言葉が私はあまり好きではない』についてお届けし、お送りしました。今回は『インサイド・アウトで行こう』についてお話したいと思っています。

皆さん、平成が終わり、もう5月の長いゴールデンウイークにですね。私たちクリニックは休みはありません。働き方改革は医療の現場には来るのでしょうか?

先日は私は腎臓内科の気の合う連中と食事会をしました。皆さんからいろんな刺激を受けてます。ありがとうございます。とてもやる気になります。先日は新しい新入社員が入ってこられるので、「最近の若者は..」発言について考えました。そして私たち大人は時代を受け入れる。そして若い新人は素直に大人の意見を耳に入れて考えや行動を変えてみる。 これが理想という形で締めくくったのです。

今日は インサイド・アウト についてお話をしたいと思っています。

そもそも多くの人間は自分の都合のいいように解釈し、モノを見ています。
もっと砕いて言うと、世界をあるがままを見ているのでなく、自分に都合のいい世界に仕立てて見ているのです。
そして自分の意見と相手が合わないと相手が間違っていると思うのです。たとえば上司の真意が伝わらない中にはこういった事例が数多く含まれています。つまり自分中心な考え方であるわけです。

そういう人の特徴は必ず一致していてうちから(自分の中に)の否を認めないので 「できなかった理由」を必ずいいます。インサイド・アウト とは 物の見方を変えて自分を変えることで周囲の物事が変わることを意味しています。当院では 「できない理由でなくできる理由を探そう」 と常々行っていますが、未だに苦しんでいる人がいます。インサイド・アウトの反対にアウトサイド・インがありますが これは 他人や組織、環境など自分の外側(アウトサイド)が変わらないと結果も出ないという考え方でありこういう考え方では必ず結果「他人のせい」なのです。

先日もこんなことがありました。私が ある病院から紹介された患者さんを2回ほど診させてもらいましたが、その患者さんがいまデイサービスで行っている病院で薬も処方して欲しいのでそちらに転院する  とおっしゃいました。私はそれは患者さんが決めることなので、何ら問題ありませんが、緊急は診ますが、それ以外基本的な診察はそちらの病院で受けるようにしてもらってください。と言いました。そしたら、看護師たちが先生は患者を診る気持ちがない=患者さん中心の医療なのか?と言い出したようです。

実は私は何もブレはありません。そもそも今までも私のところにかかって、ほかの病院にかかってをできる限り一つにまとめるようにしてきました。私は自分のところに来てもらって儲けたいなど思わないし、緊急で診ないなど言ったことはありません。遠くの患者さんはできる限りくる回数を減らすもしくは紹介してくださった先生のところでまとめて処方もしてもらうように工夫してきました。彼女たちが一番診てきているはずです。それは何箇所も行くのは患者さんに負担ですし、また箇所が多いほど診察料・処方量など倍以上かかります。経済負担もあります。また今からの医療は簡単に受けれることができなくなります。風邪などの簡単なものは自由診療になる可能性が出てきています。

私の考えも、これからの医療も含め理解できていないのであると感じました。また彼女たちの本心もじつは見えていました。彼女たちは患者さんを断るのが嫌なのです。断るのが苦手で、嫌われたくないのです。今のがアウトサイド・インであり、私(他人)や組織、環境など自分の外側(アウトサイド)が変わらないことに対しての不満であり、自分の断るの嫌だ という思いは無視されていて、私が患者中心でないという結果で「他人のせい」にすることで自分たちを守っているのです。

結果はすべて患者さんが信頼関係として出してくれます。その看護師たちを患者さんが評価します。それがなければどんなに上手く言い逃れをしても患者さんは見ています。たまたま小さなことを取り上げて自分を正当化するのに必死にならず 大局的にみて患者さんのためになることをするのが医療従事者です。

インサイド・アウト

自分を見つめ直し、物事の困難に出会ったなら 自分の内に何か問題はないか?そこを突き詰めない限り人格的成長はないと フラクリン・コヴィは言っております。私もそう思う。
そしてインシデント報告を見ていても、誰かのせいにしないことが大切です。もう一度先月の言葉に戻ります。
私たち大人は時代を受け入れる。そして若い新人やまだアウトサイド・インな物の見方をしている人は、素直に私の意見やクリニックの方針に耳を傾けて考えや行動を変えてみる。 これができたらきっとみんな幸せになるでしょうね。

令和元年5月3日
さいきじんクリニック. 齋木豊徳

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