『時代は変化している。今時の…という言葉が私はあまり好きではない』

斎木院長の独り言

さて前回は『いやあ、最近同窓会がやたら増えたなあ。』についてお届けし、お送りしました。今回は『時代は変化している。今時の…という言葉が私はあまり好きではない』についてお話したいと思っています。

皆さん、もう4月にですね。クリニックの桜も咲き始めました。
さあ、先日は同窓会が多いことを言いましたが、新しい新入社員が入ってこられるので少し「最近の若者は..」発言について考えてみたいと思います。すこしまた哲学的な話かな? 「最近の若者は」これ、よく聞きますよね。私個人はこの言葉はあまり好きではありません。

大きく理由は二つ
①1)最近の若者になった理由は 「若者のせい」と勝手に思い込んでるから…  これは違います。
もちろん本人の資質や流されやすいのもあるかもしれませんが、多くの原因は自分たちにあります。具体的に言うと、時代の変化から起こった部分があり、その時代を作ったのは今の若者でなく、「我々」
先人にしかできないことであります。

たとえば、多くの私たちの祖父母は戦争で嫌な思いをしてきました。戦争に行くのに「国のため」といって特攻
したり、多くの仲間を目の前で失ったり、死別したり…。あまりにも悲しい出来事があって もう二度とあんな思いを子供にさせたくない、食料がなく不憫な思いをさせたくないと思う… その親心に問題があろうはずがありません。ですが前にも申しましたが、便利な世界はかえって人間の工夫や努力を阻害してしまい、その結果堕落するきっかけにもなりえます。自分をしっかり持っていないと流されて人間は楽をしようとする生き物なのです。

ですから、自分に厳しくない人にとっては 便利になればなるほど育つことができない環境と言えます。我々大人がそんな世界を作ったのだったら、もう一度考え直さねばなりませんね。

②さらにもう一つ 自分の老いを認める発言に思えます。
「最近の若者は」 この中には、実は自分はもう古い人間であることを認めているような気がするのです。
まだまだ、皆若いんです。自分で年を認めたらもう過去の人間になってしまいます。「最近の若者は」 = 私たちはイマドキとは違う = 時代の流れを認めない頑固者(自分はそんな感覚を認めたくありません)彼らだけが悪いのでしょうか?そうではないはず。

自分たちも今の時代にあった教育を考えればいいし、厳しさも必要と思います。怖いものなしの世界なんて、暗闇をまっすぐ進んでいくようなものです。

私はこれまで同窓会など約30年間程、案内さえなかったと記憶しています。しかし齢56歳になり最近同級生が急逝したり、いろいろカラダの不調があったりと いろいろ皆思うことがあるのか?何故か?はきっと答えはないでしょうが、私はこう思っています。

当院も新しい新人が入りました。いけないことはしっかり言いたいと思います。私たち大人は時代を受け入れる。そして若い新人は素直に大人の意見を耳に入れて考えや行動を変えてみる。 これが理想でしょうね。

次回は少し その考え方を話したいと思います

平成31年4月3日
さいきじんクリニック. 齋木豊徳

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