院長の独り言
人間が他人にケチをつける。その国家間の争いが戦争?でもね、戦争をしかけるのは言語道断だよね
さて前回は『人の命って何? もう一度考えてみないかな?』についてお届けし、お送りしました。
今回は『人間が他人にケチをつける。その国家間の争いが戦争?でもね、戦争をしかけるのは言語道断だよね』についてお話したいと思っています。
2.24からロシアが侵攻し始めて4ヶ月、マリウポリは制圧されたのが5.18!しかし、ロシア軍は1/3の陸部隊が壊滅しているようです。しかしながら一方でウクライナ南西部の要衝マリウポリ(このマリウポリという場所今では常識ですが、多分今回のようにニュースにならなければ一般には一生知らない気がしませんか?)が陥落したと報道されました。
私はいつも思う。世の中に争い事はなくならない。仕方ないのです。どの時代を見ても戦争のない時代がないのが事実です。これが人間の本性なのか? 実は、人間は自分のみたいようにものを見ています。AさんはAさんのものの見方、BさんはBさんのものの見方という風に…そしてものの判断として「正しい」「間違い」を判断しています。
ここが問題です。自己中心的にみている人の特徴。自分の目線しかもっていないので必ず他人が悪い、環境が悪い。つまり自分は悪くないのです。会社の処遇が悪いからやめる。あの人が悪いからこんな失敗に繋がった.などなど…決まって人を責めています。自分には全く落ち度がないかの如く… そういう人は必ず存在し、それが常態化したら必ずもめ事が起きます。もめ事が起きて気の毒だなあ。とも思いますがその人が原因です。
今回のロシアVsウクライナも国家間の大きな考えの違い…とくにロシアには帝国としてのプライドもあり、情報操作をしてまでも戦争を続けるのでしょうね。これをなくすには「インサイドアウト」というものの見方を変える。自分の中に原因を探すのが重要です。そして人格が磨かれて強い人になった時、争いはなくなるのですが、全ての人がそれを望まないので争いはなくならない…そんな気がするのです。誰しも自尊心を保つのに人より優れたいのでしょうね。
ある程度は必要ですが、程度がありバランスが重要ですね。
令和4年7月2日
さいきじんクリニック. 齋木豊徳