『この頃、統合医療への関心が高まってきている?』

斎木院長の独り言

さて前回は『政治の動き 去年10月解散総選挙後の日本は???』についてお届けし、お送りしました。今回は『この頃、統合医療への関心が高まってきている?』についてお話したいと思っています。

まず聞きなれない統合医療とは?

西洋医学を中心とし、西洋医学では力の及ばないところを補完・代替医療で補うことにより、患者に行う総合的、全人的医療のことです。補完・代替医療は、現在主流となっている西洋医学以外の医学で、たとえばアロマセラピー、カイロプラクティック、鍼・灸、漢方医学などが含まれています。(その他伝統医学のアーユルヴェーダやユナニ医学等も取り入れベストな医療を選択し行っていく事もあります)

西洋医学が病気の根本原因を除いたり、対症療法を中心としているのに対し、補完・代替医療は人間のもつ自然治癒力を目覚めさせ、心身のバランスを整え、免疫力の向上を目的としている。西洋医学の代用ではなく、むしろ補完する役割が主体であるがアメリカのNIH(米国国立保健研究所)が国立補完・代替医療センターを設置する(1998年)など、世界各地で関心を集めている医療です。西洋医学における問題(副作用や医療費の高騰など)が深刻になる中、その解決策のひとつとして期待されているのも事実で、近年日本でも統合医療を実践する医療施設が沢山設立されてきている。

こういった具合で、東京や大阪、また金沢大学などはかなり中心的に統合医療をする施設が増加の一途です。
当院でもここ最近、勉強会で薬をできる限り用いない方法を選択されている 小児科の真弓定夫先生の「蘇れ、生命の力」などの上映や、統合医療の勉強会やセミナーの参加(やはり東京が圧倒的に多い)をしたり…これからさいきじんクリニック.は西洋医療にとどまらず統合医療を目指していこうと思っております。

なぜなのか? その出発点は実は30年前の研修医時代の無力さにあるのだと思っています。

癌はあの当時不治の病として知られていました。そして、治せないのが当たり前だと…当時にはその補完医療に日本大学の治験を加えた「丸山ワクチン」がありました。今もあるのでしょうか? その当時の患者様のうち2名の方が今の西洋医療以外の方法があればしてみたいという思いがあり私は患者様の思いを願いを叶えたい一心で2名とも登録しました。

ただでさえ忙しい大学病院の仕事に加え、とても面倒な作業が日本大学側から病歴や患者さんの状態の調査票、また登録してからランダムに日本大学側に割り付けられた投与薬と投与法をすることになりました。
それでも患者さんにとってはその丸山ワクチンは一筋の光だったのだと思っています。今のがん患者さんもきっとそんな思いではないか? と…すがれるものがあればすがりたい思いでおられるのだろうと..今でも思っております。

最近はフコイダン(もずくなどの粘りのある成分に抗がん効果が知られている)などの研究会に参加しており、若干その宣伝を統合医療を考える会の方々がしてくださっております。そうして、最近はがんの患者さまに出会うことも多くなりました。全体的な観点から病を捉え、患者は自ら癒し、治療者は援助する。このホリスティック医学の考えは医師になった当時の自分の考え方だったのですが、いつしか学問に捕らわれていた自分を今省みています。

そして約10年前からぼちぼちと今の道を歩んでいます。スタッフも少しずつ理解を示してくれていて、患者様ファーストなホリスティック統合医療をこれからも目指してまいります。

平成30年5月2日
さいきじんクリニック. 齋木豊徳

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