『さあ、今度はことり日和、スタジオ日和の癒し(動物、音楽)についてお話しましょう
パート4 シリーズ最終回』

斎木院長の独り言

さて前回は『さあ、ことり日和の食についてお話しましょう パート3』 についてお届けし、お送りしました。今回は『さあ、今度はことり日和、スタジオ日和の癒し(動物、音楽)についてお話しましょうパート4 シリーズ最終回』についてお話したいと思っています。

ことり日和はご承知のとおり、「食」「癒し」「水」「運動」の施設ですが「癒し特に動物・音楽について」お話致します。

動物(アニマル)セラピーについて

ペットの犬や猫と一緒にいると、なんとなく穏やかな気持ちになる。イルカと一緒に泳ぐと癒される…。そんなことがあります。マスコミでも注目されている「アニマルセラピー」。直訳すると「動物介在療法」のことで、広い意味では動物との関わりが人間の健康の質を向上させる場合をさす。日本では「ペットセラピー」と呼ばれることもある動物介在療法と動物介在活動とがあります。

動物介在療法は医療従事者が治療上動物を使うことが不可欠な治療のことで、病院などでプログラムを組んで治療ゴールも決め記録されるような治療。一方、動物介在活動は動物と人間が表面的に触れ合う活動でプログラムや治療ゴールはなくてもよいし、記録も必要ない。「ことり日和」はこの動物介在活動によるアニマルセラピーと言ってよいのです。

なぜ鳥なの?
1) 鳥さんが好きだから
2) 鳥を広い空間で楽しませたいから (鳥スタッフの環境を整える)
3) 多くの人に鳥の良さをもっと身近で感じて欲しいし、きっとあなたを癒してくれるから
4) 現代人、とくに患者さんもスタッフも必要なケースが多いと感じるから

音楽療法について

「音楽の持つ生理的・心理的・社会的働きを、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上に向けて、意図的、計画的に活用して行われる治療的、教育的技法である」と定義されています。その対象は多岐に渡っていますが、大きく分けて、児童、成人、高齢者とに分けることができます。

音楽療法というと聞くだけだから受動的なものじゃないの?と思われる方もいるでしょうが、自分で演奏したり歌ったりするタイプのものを能動的、聞く事に重きをおく方を受動的と定義しています。

なぜか音楽療法の始まりは音楽を流すことから始まったのですが、この聞く事主体の音楽療法は最近までなかなか主流にはなりませんでした。もちろん導入もしやすく(音楽を聴くだけでも開始できます)実践もしやすいので多くの場面で見られました。正確には「重要なものと位置づけられてこなかった」「正当なものと見なされなかった」という方が正しいでしょうか。

1. 音楽の好みが人それぞれである
2. 同じ音楽を聴いても人によって感じ方が違う
3. 能動的音楽療法と違い即効性の効果が現れにくい
4. 効果自体の検証がしにくい
このような理由があったわけです。他にも学問として体系化しにくい、聴き終わった後の持続的な効果が疑問視される、音楽自体の選択肢が多すぎる等の理由もあるでしょう。

音楽療法は療法という名前がついていますが、代替医療、もしくは補完医療という位置づけです。悪い言い方ですが、おまけや補助のような位置にあります。受動的な音楽療法はその中でも更に補助的な役割として捉えられてきました。もちろん効果は実証されていますし、音楽を聴いて何らかの影響を受けることは誰もが経験することでしょう。音楽を聴いて体や心をケアするという行為は、ある一方からは「効果があるわけがない」と言われ、一方からは魔法のように何にでも聞く医療行為のように思われますが、どちらも間違いです。

軽視もせず過度な期待もせず、守備範囲をわきまえることが大事です。何よりも重要なことは受動的音楽療法が手軽に簡便に導入できるということです。劇的な効果は望めないにせよ、これは大きな利点です。

このような理由で代替補完的な意味合いが強い施設としてことり、スタジオ日和が今あるのでは? と思う今日このごろであります。

平成28年8月2日

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