『–妄想を考える-人間みな妄想に取りつかれるとしんどいよ』

斎木院長の独り言

さて前回は『–人が育つこと- その意味を考えてみる 嬉しいことがあった』についてお届けし、お送りしました。
今回は『–妄想を考える-人間みな妄想に取りつかれるとしんどいよ』 についてお話したいと思っています。

数か月前に、私はある本に出逢いました。その本の名前は「心配事の9割は起こらない」という曹洞宗の住職 桝野さんの書いた本でした。大変シンプルな題材ですが、的をえた衝撃的なタイトルの本です。その基本的な考えの中心は(1)減らす(2)手放す③(3)忘れる事こそが「禅」の教えとされています。

もっと詳しく言うと
余計な不安や悩みを抱えないように… 他人の価値観に振り回されないように無駄をそぎ落として、限りなくシンプルに生きるということです。

(1)妄想は心を縛るもので、物事を対立的にとらえる生き方である。
比較するから人間は苦しくなるのだ… 「あの人はいいなあ。車も家も買えて…」などなど他人と比較する(対立的にみる)から苦しくなる…
「生」に対して「死」を考え両者を比較して「生」は尊くて、「死」は儚いもの…などいわゆる対立するものを並べるから⇒比較する⇒勝手な妄想をして苦しくなる
この流れであります。
これすなわち「妄想」なのです。したがって禅の世界ではどんな人も他とは比べようのない絶対の存在であるといっており「妄想することなかれ=莫妄想」とい のであります。

(2)引きずらず、抱え込まずに…..今に集中する。
引きずらないために心を整える場所=より所を持って生きることの大切さ(仏壇など)を説き我々は今に生きるしかない、過去にこだわって生きても何も変わらないし不安、悩みしか生まれない。そして「一息に生きる」=「一呼吸する瞬間に丁寧に生きよ」という意味です。

(3)「喜捨」=惜しみなく喜んで捨てる禅の教えで、一つ捨てるのは執着から一つ離れることである。
持ち物を減らす=心も身体も軽くなるのです。
さあ、さいきじんクリニック. を好きな皆様ならもうお気づきの事でしょう。

当院の理念
★人を創る。身体をつくる。環境を重視する
★感謝、反省、奉仕、夢を極める
★あせらず、とまらず、そして諦めず

今年の年頭所感。仕事は整理整頓に始まり、やり遂げるまで続けよ。
つまり、さいきじんクリニック は実は禅の教えに近いのであります。
もしかしたらそれは私が道元上人開祖の曹洞宗派だからかもしれませんね。

まとめますが、
比較するから苦しくなる⇒比較をしない考え方が重要
物事を比較しないために⇒どんな人も他とは比べようのない絶対の存在であるとしる
「妄想することなかれ=莫妄想」であります
そして、対立的にみないことも大事です。

皆様が今苦しむことがあるようでしたら、必ず何かにとらわれていると思います。そんな時に一度その捕われているものを捨ててみるのも一つの方法かもしれませんね。参考になればうれしいと思っています。

平成26年6月2日

▲ページTOP

×このページを閉じる

©2014 Saiki jin clinic Seto Fukuyama all rights reserved.